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連日続いている「天洋食品」製の「冷凍ギョーザ」の報道ですが、混入経路が確定しないまま いろんな憶測だけが飛び交い出した。 この事件の背景を 勝手に独断で分析しました。 この2月に入って、ビール、醤油も メーカー出荷価格が値上げされた、昨年から続いている 値上げラッシュなので、一枚の「価格改定通知」書だけで済まされている。 中小企業にとっては、給料以外は全部上がった、しかし、製品の納品価格を値上げしようとすると、とても 相談に乗ってもらえない. 何から何まで、「値上げの時期」に、大手スーパーのイオンとヨーカ堂は「価格据え置き」を宣言している。 さすが流通部門のリーダーだけあって、「勇気ある決断」だと 消費者なら、拍手を贈るだろう。 ところが、ほんとうにスーパーは「消費者のために、骨身をけずっている」のだろうか。 じつは、イオンもヨーカ堂もこの決断で何も 損失は被っていないのです。 「価格を据え置き」にするのだから、「納品メーカーも価格の改定は認めない。」と中小メーカーに宣言すればよいのです。 さすがに大手メーカーに対しては値上げしているのです。 泣いているのは、力のない中小製造メーカーです。大手スーパーは 「私は 国民にいいカッコするから その損金は お前らが被れ」と言う命令なのです。 このような状況は 十数年前にもありました。 あのダイエーが「価格破壊」と持て囃された時代です。 この時代、ダイエー商法と持て囃されていた裏には多くの製造メーカーがつぶれました。 かしこいメーカーは ダイエーとの取引をさけていたために、やがては「店舗の品質」が下がり ダイエーの店自体も魅力のないものになってしまいました。 「破壊」したのは、「価格」だけでなく、「製造メーカー」も壊し最後には自分自身をも「破壊」してしまったのです。 当時は、ダイエーと対峙していたヨーカ堂は、「メーカーをつぶしてはいけない、メーカーを育てるのも我々の仕事だ。」と言うポリシーで ダイエーとは一線を画していたのです。 ところが 今回はイオンとの競演で、「メーカーいじめ」をしないかわりに、「中国製品」を店に並べているのです。 大手スーパーは、「消費者の見方」を装う必要があるので、常に低価格を実現しなければならない。消費者に「値上げを了解してもらう」エネルギーは とても大変で 出来ない。 となれば、「低価格」を追求しなければ ならない。 それで中国製品です。 でも中国といえども 常に安いわけではない。中国の工場だつて 日本の市場にあうようにコスト低減するのは大変でしょう。 手短なコスト低減は 人件費のカットです。 手仕事の工程の多い中国工場では、低賃金、長時間労働は コスト低減にもつとも効果的です。 そんな工場の労務管理から 今回の事件は 発生したのだろうと思う。 今朝の日経には、「労働者と会社の対立」があったことが報じられていた。 自分の身を削らず、他人の犠牲のもと 栄えようと思えば その結果は そのように報われる。 明日は、何故 そこまでしてコストを下げなければならないのか について述べます。 |
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