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help RSS 値上げのできないスーパーが「毒入りギョーザ」を呼ぶ

<<   作成日時 : 2008/02/01 23:30   >>

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連日続いている「天洋食品」製の「冷凍ギョーザ」の報道ですが、混入経路が確定しないまま
いろんな憶測だけが飛び交い出した。

この事件の背景を 勝手に独断で分析しました。

この2月に入って、ビール、醤油も メーカー出荷価格が値上げされた、昨年から続いている
値上げラッシュなので、一枚の「価格改定通知」書だけで済まされている。

中小企業にとっては、給料以外は全部上がった、しかし、製品の納品価格を値上げしようとすると、とても 相談に乗ってもらえない.

何から何まで、「値上げの時期」に、大手スーパーのイオンとヨーカ堂は「価格据え置き」を宣言している。
さすが流通部門のリーダーだけあって、「勇気ある決断」だと
消費者なら、拍手を贈るだろう。

ところが、ほんとうにスーパーは「消費者のために、骨身をけずっている」のだろうか。
じつは、イオンもヨーカ堂もこの決断で何も 損失は被っていないのです。

「価格を据え置き」にするのだから、「納品メーカーも価格の改定は認めない。」と中小メーカーに宣言すればよいのです。
さすがに大手メーカーに対しては値上げしているのです。
泣いているのは、力のない中小製造メーカーです。大手スーパーは 「私は 国民にいいカッコするから その損金は お前らが被れ」と言う命令なのです。

このような状況は 十数年前にもありました。
あのダイエーが「価格破壊」と持て囃された時代です。
この時代、ダイエー商法と持て囃されていた裏には多くの製造メーカーがつぶれました。
かしこいメーカーは ダイエーとの取引をさけていたために、やがては「店舗の品質」が下がり
ダイエーの店自体も魅力のないものになってしまいました。
「破壊」したのは、「価格」だけでなく、「製造メーカー」も壊し最後には自分自身をも「破壊」してしまったのです。
当時は、ダイエーと対峙していたヨーカ堂は、「メーカーをつぶしてはいけない、メーカーを育てるのも我々の仕事だ。」と言うポリシーで ダイエーとは一線を画していたのです。

ところが 今回はイオンとの競演で、「メーカーいじめ」をしないかわりに、「中国製品」を店に並べているのです。

大手スーパーは、「消費者の見方」を装う必要があるので、常に低価格を実現しなければならない。消費者に「値上げを了解してもらう」エネルギーは とても大変で 出来ない。
となれば、「低価格」を追求しなければ ならない。
それで中国製品です。
でも中国といえども 常に安いわけではない。中国の工場だつて 日本の市場にあうようにコスト低減するのは大変でしょう。
手短なコスト低減は 人件費のカットです。 手仕事の工程の多い中国工場では、低賃金、長時間労働は コスト低減にもつとも効果的です。
そんな工場の労務管理から 今回の事件は 発生したのだろうと思う。
今朝の日経には、「労働者と会社の対立」があったことが報じられていた。

自分の身を削らず、他人の犠牲のもと 栄えようと思えば その結果は そのように報われる。
明日は、何故 そこまでしてコストを下げなければならないのか について述べます。

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